GW渋滞辛かった? そうでもなかった? 高速道路の交通状況速報 交通量はコロナ前以下
1日だけ「突出した日」がありました。
5月3日が異常だった? GW高速道路の状況
NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)と本四高速は2022年5月9日(月)、ゴールデンウイーク期間における高速道路の交通状況について速報を発表しました。対象は4月28日から5月8日までの11日間です。
期間中の1日あたり平均交通量は3万9200台。一部地域で緊急事態宣言が発出されていた昨年同期と比べると136%でしたが、コロナ禍前の2019年度と比べると77%でした。
また、10km以上の渋滞回数は294回で、昨年同期比では実に320%の増加でした。しかし、2019年度比では53%にとどまっています。発生した特に長い渋滞は次の通り。
・関越道(下り)嵐山PA付近:5月3日(火)10時25分頃、51.9km、交通集中及び事故
・東北道(上り)久喜IC付近:5月1日(日)17時40分頃、45.0km、交通集中及び事故
・中央道(下り)藤野PA付近:5月3日(火)7時50分頃、46.2km、事故及び交通集中
・東名高速(上り)美合PA付近:5月3日(火)9時40分頃、39.5km、交通集中
・中国道(下り)宝塚東トンネル付近:5月3日(火)10時55分頃、36.5km、交通集中
・名神高速(上り)大津IC付近:5月3日(火)8時00分頃、43.5km、交通集中
今回のGW期間の渋滞ピークは、下り線が5月3日(火)、上り線が5月4日(水)だったそうですが、全体の交通量を見ると、下り線が3日に突出、上り線は3日~5日の3日間を通じて高い水準でした。天気の状況もあってか、連休前半に帰省ラッシュで下り線の、後半にUターンラッシュで上り線の交通量が高まるという一般的な図式にならず、連休中盤の3日間に交通が集中したようです。
【了】
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