2年越し“隔離なし海外旅行”の強い味方? 「ファストトラック」で帰国の羽田を超速通過体験!

「ファストトラック」利用で入国 時系列順レポ

 羽田空港には日本時間5月3日の17時23分到着。乗客は国際乗り継ぎ客が最優先で降ろされ、17時35分に降機することができました。

 そこから第3ターミナルの北側エリアにある導線にそって各種受付をすませ、「ファストトラック」のQRコードを提示したのち、17時56分に抗原検査へ。その後各種書類、アプリの確認作業を経て、18時05分に検査結果待機エリアで、結果を待ちます。検査結果は検体番号の下4桁が、モニター呼び出される形です。

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羽田空港の検査で陰性が出るとピンクの用紙がもらえる(松 稔生撮影)。

 陰性の結果が出たのは、18時46分。そこから入国手続き、手荷物の受け取りを行い、到着口に出たのは18時59分でした。17時台は羽田空港の国際線到着便が比較的集中する時間帯ではあるものの、この日の場合は1時間半程度で到着口まで出ることができました。

「ファストトラック」導入前の日本への入国は、場合によっては3時間以上かかることもまったく珍しくない状況でした。もちろん長引くこともあるとは思われますが、デジタル化で従来よりかなり早くなっているといえるでしょう。

 ただ「ファストトラック」は、搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上での事前登録が完了していることが条件なので、書類が揃っているのはもちろんのこと、とうぜん海外で電波が通じる状態の自身のスマホを持っていること、帰国便の座席指定を済ませておくことが必要でしょう。「ファストトラック」利用の場合、PCR検査を受けて書類が揃った時点で、入力作業をすることをおすすめします。

【了】

【確かにラクだ】ファストトラック手続き画面&ワイキキど真ん中のANAラウンジなど

Writer: 松 稔生(航空ライター)

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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コメント

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1件のコメント

  1. 紙のPCR検査証明書がなくても日本に入国できたのか、はっきり書いて欲しかったです。