開かずの踏切に「賢い踏切」導入へ JR南武線の向河原駅前 ラッシュ時に遮断短縮見込む

高架が完成するまで、救世主となるでしょうか。

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JR南武線で使われるE233系電車(2021年11月、大藤碩哉撮影)。

 JR南武線の向河原駅(川崎市中原区)前踏切に2022年12月、「賢い踏切」が導入予定です。

「賢い踏切」とは、踏切を通過する列車の種別を判断し、その列車の走行速度にあわせたタイミングで踏切を動作させるもの。同踏切は従来から各駅停車、快速列車とも同じタイミングで動作しており、したがって各駅停車の場合、駅に停車中も踏切が閉まりっ放しになるという状況でした。踏切は駅の北側に位置するため、「賢い踏切」システムは下り線に対して設置されます。

 同踏切は特に通勤ラッシュ時間帯、「開かずの踏切」となります。JR東日本 横浜支社は「日々の運行状況や列車の速度などにより変動しますが、朝の通勤通学時間帯1時間あたりで数分程度の踏切警報時間の短縮を見込んでいます」としています。

【了】

【現地写真】「賢い踏切」の設置場所

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