「電気を運ぶ船」のベンチャー42億円調達 日本郵船やJAL系も投資 何に使う?

どんどん進んでまっせ~!

一気に資金調達!

「電気を運ぶ船」の実現を目指すベンチャー、株式会社パワーエックス(PowerX、東京都港区)は2022年5月23日(月)、41.5億円の資金調達を発表しました。

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電気運搬船「Power ARK」のイメージ(画像:Power X)。

 今回の参加投資家には次のような企業が名を連ねています。

・Spiral Capital 株式会社
・日本瓦斯株式会社
・今治造船株式会社
・日本郵船株式会社
・三井物産株式会社
・株式会社三菱UFJ銀行
・BEMAC株式会社
・Japan Airlines & Translink Innovation Fund, L.P.(JAL Innovation Fund)
・東京センチュリー株式会社
・みずほキャピタル株式会社
・未来創造キャピタル株式会社(みずほリース CVC)
・その他事業会社及び個人投資家

 パワーエックスは2021年に日本で設立したベンチャー企業で、洋上風力などによる電力を、海底ケーブルで送電する代わりに、コンテナ型の蓄電池に電気を貯めて需要地まで船で運ぶことを計画中。これにより「自然エネルギーの爆発的普及」を目指すとしています。

 今回の資金は、大型電池製造工場「Power Base」の建設、蓄電池商品の研究開発、人材採用等を予定しているとのこと。

 パワーエックスの伊藤正裕CEOは、「これから自動車のEVシフトや再エネ発電の更なる普及などにおいて蓄電池を利用したエネルギー・ソリューションの需要は拡大する一方であり、日本国内で商品を製造し国内に限らず世界へ出荷したいと考えております」とコメントしています。

【了】

【42億円の使途】大型電池工場と運搬船のイメージ 画像で見る

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