姫新線沿いの県道にトンネルのバイパス完成 川沿いグネグネ区間&激セマガード解消

鉄道は何度も川を渡る区間です。

姫新線の激セマガード下も解消

 岡山県が整備を進めていた県道新見勝山線の真庭市内における線形不良区間のバイパスが、2022年5月30日(月)に開通します。

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奥が新設のバイパス部。中央を左右に貫くのが姫新線(画像:Google Earth)。

 県道新見勝山線は岡山県北部の新見市と真庭市を結ぶ幹線道路です。うち真庭市月田地区では、蛇行する月田川に沿っているため線形が悪く、幅員も狭小。特にJR姫新線のガード下はすれ違いが困難なほど狭いもので、市内唯一の未改良区間となっていたといいます。

 今回は、この区間の山側に約1745mのバイパスが開通。うち684mがトンネルです。2010(平成22)年度から10年を経ての開通になります。新見市と真庭市のあいだでアクセス性が向上し、物流の機能強化や観光促進などが機体されるといいます。

 ちなみに、この道路とほぼピタリ並行するJR姫新線は蛇行する川を何度もわたる線形となっています。今回の区間を含む津山~新見間は姫新線の末端部にあたり、1日6往復の運行です。

【了】

【姫新線の末端部】開通する県道バイパス 地図と写真で見る

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