なぜ九州新幹線は東京へ行かないのか あれば便利そうな直通便
大掛かりな改修に見合う利用があるか
ただし、東海道・山陽新幹線のN700系とは異なり、7000・8000番台には車体傾斜装置が搭載されておらず、半径2500mのカーブでは速度を落とさなくてはなりません。そのため東京~新大阪間を「のぞみ」と同じ所要時間で運転するのは難しいでしょう。さらに東海道新幹線は現在、車体傾斜装置付きN700系の性能に合わせた、毎時片道最大17本というダイヤを設定しています。この中に速度や設備の異なる列車を運行すると、ダイヤがより複雑化してトータルでのサービスダウンを招く恐れがあります。
こういったダイヤの再作成や案内の変更、あるいはN700系のシステムに合わせた7000・8000番台の改修に見合うだけの利用があれば、JR各社も検討するかもしれませんが、現状では残念ながら難しいといわざるを得ません。
とはいえ、かつては22時間以上かかった東京~鹿児島間の鉄道利用。現在はその3分の1以下の時間で到達可能です。鹿児島中央駅を夕方の17時18分に発てば、その日のうちに東京まで帰れるというのも、「ブルートレイン世代」の筆者には感動的ともいえる早さです。何せ1984(昭和59)年当時の寝台特急「はやぶさ」は、西鹿児島駅を12時20分に発車して、東京着は翌日の午前10時30分だったのですから。
【了】
博多駅で増解結なら大丈夫?
運転台が途中に来るのでだめ、名古屋の会社の定員の問題で締め出し。
あと、九州新幹線の一部区間で勾配があるらしいので、東海道・山陽の車両ではアウチ!
みずほ、サクラの車両と800系は、全車両モーターが搭載してます。現在東海は、設計上N700A以下は全車両モーターが装備出来ないはず。N700Sは全車両モーターが装備可能なので、直通させるならN700Sか?サクラ、みずほ用車両でしか無理ですね。
ありがとうございます。こんなのサルですら解る記事ですね。首都圏から陸上交通は博多(福岡)までが限界であること。何せ新幹線をはじめ、「はかた号」などバスも全て博多止まり。要するに首都圏から見て陸上交通は福岡(または北九州)しか眼中になく、それ以外の九州は飛行機以外の直通機関はありませんし、逆に九州(陸上交通機関がある福岡、北九州を含む)側ですら首都圏へは飛行機が一般的でしょう。自分も福岡在中ですが、新幹線で博多から東京まで直通で完全乗車したことは40数年間の人生で一度もありません。夜行バス「はかた号」は何度かありますが、こちらは夜行バスだけあって夜出発朝到着だから効率化の事を踏まえて利用しています。最近はLCCの存在から福岡から東京などの首都圏はもちろんのこと、新幹線でも十分な距離である関西や名古屋ですら新幹線に比べて安い場合は飛行機(LCC)を利用しているぐらいです。この事から東京鹿児島間新幹線直通運転はかえって無駄であることが伺ってと思います。やっぱり博多までが妥当ですね。
そもそも、なぜ、東海道新幹線と東北新幹線が、相互乗り入れをしていないか。電圧は同じでも、電源周波数が違ったため、当時は技術的に無理だったのも、原因の一つだったが、これは北陸新幹線で解決している。
それより、根本的な原因は、新幹線の営業範囲が広すぎることで、例えば、相互乗り入れをしていて、青森で遅延や運休が発生した場合、それが博多にまで影響する、ってことが起きる可能性があるため、東海道新幹線と東北新幹線の相互乗り入れは断念された。
リニアが完成すれば、東海道新幹線のダイヤに余裕ができるが、前述のように、一つの遅延や運休が、遠く離れた場所にまで影響するので、九州新幹線の東海道新幹線への相互乗り入れは無理。
旅行先の鹿児島から東京に戻る時、飛行機を予約していましたが、台風が接近しており、欠航になる可能性があったので、迷いましたが、新幹線で帰ることにしました。鹿児島中央駅から東京駅まで、約6時間半。16:30位に鹿児島中央駅を発ちました。約23000円。航空券はキャンセルが効くと分かっていたので。結局は予定の便は運行されたようです。