待望の設備! ジェットスター新型機「A321LR」がついに到着 違いは「オレンジの翼」だけじゃない!
待望の設備キタ! A321の“新客室”仕様とは
このたびジェットスター・ジャパンが導入する新型旅客機「エアバスA321LR」の座席には、2019 年レッド・ドット・デザイン賞において「最優秀エコノミークラスシート」を受賞したRecaro社「BL3710」を採用。「軽量で、かつ人間工学に基づいたスリムな背もたれと座面デザインで、安定した座り心地で快適にお過ごしいただけます」と同社はアピールします。座席の幅は46.2cm、シートピッチ(前後幅)は71.1cmと公開されています。
座席には、モバイル端末ホルダーのほか、USBポートも設置。フライト中に充電しながら自身のモバイル端末を利用できるとのことです。また、照明も、フライト中のさまざまなシーンに合わせて調光できるLED照明を設置し、従来より快適性のアップが図られています。
このほか、同社の「A321LR」では、新型エンジンの搭載で、現行機よりも燃費効率が約15%向。これにより費用効率を向上させ、低運賃継続につながるとしています。
また、「Long Range(長距離型)」という意味の「LR」が名前に付いているとおり、航続距離も約3000kmだったA320とくらべても伸び、ジェットスター・ジャパン仕様機では約5500kmに。それにより現行機では就航できなかった、中・長距離のエリアまで飛ぶことができるとのことで、将来、新規路線を拡大する際にも、その能力を発揮するモデルといえそうです。
同機の定期便デビュー初便は、7月1日のGK503便(成田7時10分発→福岡9時15分着)。その後、しばらくは成田~新千歳、福岡線で運用される予定です。なお同社では2022年度中に、A321LRの2号機の就航も計画されています。
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