九州最後の「セドリック」パトカー退役へ 佐賀県警 「クラウン」との双璧も今は昔
レーダー搭載だから長生きだったのかも。
いまや少なくなったフェンダーミラー装備のパトカー
佐賀県警は2022年6月16日、公式Twitterにおいて日産「セドリック」のレーダーパトカーを年内で退役させることを明らかにしました。
説明によると1998(平成10)年からスピード違反の取り締まりなどで用いてきたそうで、すでに運用は20年以上にわたります。ただ、車齢は重ねているものの、調子は絶好調とのことで、引退の日まで県内一円への出動を予定しているそうです。
なお、九州でこのパトカーが現役なのは、佐賀県が唯一だといいます。
このツイートに対し、「日産の交通取締用四輪車も覆面以外ですと、いよいよ見納めかも知れませんね。約四半世紀の活躍と維持管理された皆様に敬意を表します」や、「日産ヘリテージコレクションに寄贈しましょう」というコメントが寄せられていました。
ちなみに、このタイプ、いわゆるYPY31と呼ばれる「セドリック」のパトカーは、佐賀県以外にも岡山県警や北海道警などで運用されているほか、少数ながら「ティアナ」や「スカイライン」をベースにしたパトカーも全国で見受けられます。
【了】
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