「戦車の電動化」見えてきた! ハイブリッド装甲車が初登場 エコより大事なメリットとは

かつて小池百合子氏が環境大臣時代に提唱したこともある“ハイブリッド戦闘車”が現実になりました。いわゆる電動化技術を搭載した装甲車ですが、環境への配慮は、あまりうたわれていません。

ルックスに「おお!」 性能に「ほほう」

 2022年6月にパリで開催された防衛装備展示会「ユーロサトリ2022」の会場を徘徊していた筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は、展示されていた「GENESIS」という名称の装輪装甲車を見て、思わず「おお!」と声を出してしまいました。

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ユーロサトリ2022で初めて一般公開されたハイブリッド装甲車のデモンストレーター「GENESIS」(竹内 修撮影)。

「おお!」なポイントは、まずそのルックスです。1982年の公開から40年が経過した現在も、カルト的な人気を持つ映画『メガフォース』に登場した装輪装甲車「タック・コム」によく似たその外観と、オリーブグレーや迷彩で塗装された車両だらけの会場には不釣り合いな、ブルー一色の塗装はインパクト大でした。

 そのGENESISを開発したドイツの装甲車両メーカーFFGの担当者から説明を聞いて、今度は「ほほう」という声を出してしまいました。それはGENESISが、ハイブリッド機関を使用する装甲車のデモンストレーター(技術実証車両)だったからです。

 小池百合子東京都知事が環境大臣在任時に、環境問題を考慮して「ハイブリッド戦車やハイブリッド戦闘機を開発すべき」と述べられたことを、記憶しておられる方もおられるのではないかと思います。

 FFGは環境問題へ積極的に取り組んでいるドイツの企業なので、ハイブリッド機関を使用するGENESISの開発への取り組みには、多少は地球環境への配慮という側面もあるのかもしれません。ただ、今回のユーロサトリで同社は、環境面よりも別のメリットを前面に押し出していました。

【意外と広い! 近代的!】ハイブリッド装甲車の車内 写真で見る

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コメント

4件のコメント

  1. 墓の中からポルシェ博士が復活して狂喜乱舞しそう…

  2. 一般車と違って衝撃や過熱の影響を受ける可能性が高いので蓄電池のリチウム発火の問題がクリアされないと車体重量が装甲車なのに戦車並みで兵站の問題が発生しそうだけど今後の技術革新に期待と希望が湧く記事ですね

  3. 潜水艦なんか遥かに昔の大正時代に同じような目の付け所でディーゼルエレクトリック方式を実用化してたんだよな。ある意味オーパーツ。

  4. ww2時代のポルシェティーガーはモーター駆動です

    アメリカ海軍、空母サラトガ、レキシントンはモーター駆動

    ディーゼル機関車もモーター駆動多し

    利点は変速機が要りません

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