「本州最短の航空路線」あーー!っという間だった件 ほぼ“県内完結”のJAC伊丹~但馬線に乗る
ベルトサインが消えた瞬間に珍アナウンスが
搭乗した便は、ほぼ満席の状況でした。出発は午前9時2分。ターボプロップ機による運航便らしく、車両によるバックがない“前進出発”です。伊丹空港の滑走路は短いA滑走路(1828m)と長いB滑走路(3000m)の2本で構成されていますが、この便ではA滑走路の方を用います。
離陸時刻は9時7分。離陸直後は進行方向にある六甲山などを避けるため、いったん左に旋回し、大阪湾上に出てから右に旋回。「S字」をかくような飛行ルートを取りつつ、高度を上げています。この日は主翼そばの窓際席でしたが、ATR機は高翼のレイアウトゆえ、この席でも眼下の景色を翼が遮ることがありません。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、このフライトでの巡航高度は1万150フィート(3094m)。雲の上まで出たと思いきや、9時12分にベルトサインが消えます。このとき「5分後にベルトサインを再点灯させる」趣旨のアナウンスが流れるのは、同路線のフライトの短さを物語っています。
同便ではドリンクなどの機内サービスはありませんが、ベルトサインが消えるわずかな時間をぬって、希望者にCA(客室乗務員)からアメが配られます。配り終わった頃を見計らったように9時18分にベルトサインが再点灯。ベルトサインが消えている時間はわずか6分間だけでした。
>このフライトでの巡航高度は1万150フィート(3094km)。
3094kmは高すぎる高度ですね。
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
>配り終わった頃を見計らったように9時18分にベルトサインが最点灯。
再点灯では?
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。