2022年4~6月決算 ANAは10期ぶり黒字転換 JALも大改善 原油高&円安も旅客が復調

このまま回復してほしいところ…。

国内&国際&貨物ぜんぶ好転

 JAL(日本航空)とANA(全日空)が2023年3月期第1四半期連結決算(2022年4月~6月)と発表しました。2社ともに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きく減少していた航空旅客が回復に転じたことなどから、業績は好転傾向です。

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JALとANAの飛行機(乗りものニュース編集部撮影)。

 JALの同期間における純損益はマイナス195億円。しかし、コロナ禍に加え、原油高・円安の状況ではあるものの、売上収益は前年同期比102.1%増となる2688億円を記録。JAL本体における国際線旅客収入は同457.0%増となる624億円、国内線旅客収入は同131.4%となる880億円、貨物郵便収入は同37.1%増となる653億円を記録しています。

 この回復傾向、ANAホールディングスではより顕著な傾向に。同期間における純損益はプラス10億円となり、「10四半期ぶりに黒字に転換した」と同社はコメントしています。売上高は前年同期比1.8倍となる3504億円を記録。ANA本体における国際線旅客収入は同4.8倍となる622億円、国内線旅客収入は同2.0倍となる1020億円、国際線貨物収入は同1.4倍となる947億円を記録しています。

【了】

【写真】デザイン違う! 2022年7月デビューの「JALグループ新型機」

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