戦果続々 ウクライナで話題の「HIMARS」どんな兵器? 日本の島しょ防衛にもひと役

ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、アメリカがウクライナへ供与した「HIMARS」が注目を集めています。日本の島しょ防衛にも関わってくるかもしれないこの兵器、どのようなものなのでしょうか。

ロシア軍の重要目標を次々と破壊

 2022年2月に始まったロシアによる侵攻を受けて、ウクライナには世界各国からさまざまな兵器が供与されています。なかでも最近、注目を集めているのが、アメリカが供与した「HIMARS(ハイマース)」こと「高機動ロケット砲システム」です。

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ハワイのポハクロアトレーニングエリアにて、射撃するHIMARSの様子(画像:アメリカ海兵隊)。

「HIMARS」は、トラックの車体後部にロケット弾の発射装置を搭載した車両で、この発射装置には、射程70km超のGPS誘導ロケット弾「GMLRS」6発や、約300kmもの射程を有する「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」1発を装備することができます。「HIMARS」の最大の特徴はその機動力の高さで、道路上を素早く自走することができるため、射撃後すみやかに別の場所へと移動することができます。

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HIMARSのキャニスターを吊るCH-53E「スーパースタリオン」(画像:アメリカ海兵隊)。

 ウクライナ軍は、この「HIMARS」の機動性の高さと長距離精密攻撃が可能なGMLRSを活かして、ロシア軍の弾薬集積所などの重要目標をピンポイントで攻撃し、そののち敵の反撃を避けるためにその場から素早く撤収するという戦術をとっています。これにより、ロシア軍にとってウクライナ軍の「HIMARS」は大きな脅威となっているのです。

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【画像】空輸もできます KC-130J「スーパーハーキュリーズ」で輸送されるHIMARS

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コメント

2件のコメント

  1. 是非、日本の南西諸島の、石垣・宮古島、北海道の稚内、知床、根室方面などにも、自衛隊が率先して配備して、中国・ロシアに対する睨みを効かせるべきだ。

  2. ロシアの圧倒的砲撃でウクライナは敗北を待つのみ(;o;)みたいなニュースがHIMARS供給以降ぱったりと無くなりました(^o^)
    これが敵地攻撃兵器の力(^∇^)