都内最エモ廃線跡「晴海橋梁」に足場が 解体?今後どうなるのか

晴海ふ頭と豊洲地区にまたがる運河に、貨物線のアーチ鉄橋の遺構が残っており、人気スポットとなっています。ところが現在、足場が組まれており、往時の姿の一部が見えなくなっています。何が起きているのでしょうか。

晴海橋梁の今後は

 これは、晴海橋梁を遊歩道として再整備する事業の一環です。2017年に構想され、2019年から事業が正式にスタート。まずは耐震工事を行い、そのあと遊歩道としての設備を整える計画です。2021年度は晴海側の橋脚補強工事が行われ、今年は豊洲側で実施されています。東京都港湾局によると、最終的な完成予定は2025年度です。

 橋脚の耐震工事といっても、ピカピカの橋に生まれ変わるわけではありません。できるだけ当時の雰囲気を損なわないよう、吹付補強や、落橋防止ケーブル、緩衝ピンの設置などにとどまっています。そのため、工事が完了した晴海側を見ても、さほど違和感はありません。

 最終的な遊歩道のデザインはまだ明らかにされていませんが、イメージとして思い浮かぶ同様の例が、横浜市みなとみらい地区で1997年に整備された「汽車道」です。こちらは1986(昭和61)年に貨物営業が廃止。トラス部を残したまま、板張りの遊歩道として再整備しています。遊歩道上には線路のモニュメントが残されています。

 少なくとも現在と大きく変わるのは、無造作に残されていた、錆びたレールと枕木とバラストによる”線路”の風景はなくなってしまうでしょう。草や雑木が生えつつも、鉄路としての確かな存在感を放っており、今にも貨物列車がやってきそうな雰囲気でした。

 数年後、この橋は人々が歩くことができるようになりますが、生々しい鉄路の記憶は、多少なりともどこかへ去っていくのかもしれません。

【了】

【東京都心の廃線跡「晴海橋梁」の風景】

【特集】消えていく面影、今も走れる…鉄道の「廃線」どこにある?

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  1. あははははは

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