公共交通系の両備HDが“クルマ”作った! まるでミニ四駆な「3輪EV」販売開始

二人乗りもあります!

バス・トラックの整備会社が手掛けた3輪EV

 岡山を拠点に鉄道・バス事業を展開する両備ホールディングスが「クルマ」を自社開発、2022年9月30日(金)から一般販売を始めました。

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SOREX EVリバーストライク RT-01(画像:両備ホールディングス)。

 発売したのは、3輪の「EVリバーストライク」(前2輪、後1輪)。1人乗りと2人乗りが用意され、最高速度は60km/h、約12時間の充電で航続可能距離120km(30km/h定速走行時)という小型モビリティです。普通免許で乗ることができます。

 スポーツカーのように足を投げ出して乗る重心位置が高いスタイルが特徴。重心位置が高いトライクが多いなか、低重心タイプは希少で、かつ国産のEVリバーストライクが販売に至った事例は珍しいようです。

 これを開発し販売を担うのは、両備グループでバスをはじめとした自動車整備などを手掛ける両備テクノモビリティです。同社は2021年9月に古いロンドンタクシーのEV化を皮切りに、ガソリン車をEVにするコンバートEV事業に乗り出しました。その技術を応用した商品の第一弾が今回のEVトライクで、メーカーとしての道を切り開いたといいます。

 この「SOREX EVリバーストライク RT-01」は、1人乗りが176万円、2人乗りが179万800円(税込み)となっています。

【了】

【これは新感覚!】両備の3輪EV 画像で見る

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