F-16とは似て非なるもの 空自F-2が初飛行-1995.10.7 対艦ミサイル4発積める唯一の国産戦闘機
2040年頃までは飛び続ける予定
F-2の生産数は試作機4機を含め全部で98機。そのうち91機が2022年9月現在、運用されています。配備先は松島基地(宮城県)、百里基地(茨城県)、浜松基地(静岡県)、岐阜基地(岐阜県)築城基地(福岡県)の5か所。そのうち対領空侵犯措置などの実働任務に就いているのは百里基地と築城基地の計3個飛行隊になります。
F-2は、対空ミサイルによる空対空戦闘、対艦ミサイルによる洋上阻止、そして爆弾などを用いた対地攻撃と、様々な任務に対応できるマルチロール戦闘機です。
特に長射程の大型対艦ミサイル4発を搭載できるのは、航空自衛隊の戦闘機ではF-2以外になく、そのため機体のカラーリングもF-15JやF-35Aなどがグレーを使った制空迷彩なのに対し、F-2だけは青主体の洋上迷彩になっています。
現在、防衛省ではF-2戦闘機の後継となる新型戦闘機の開発を進めています。その計画では2035年からF-2の退役が始まると見込まれており、おそらく2040年頃までは運用が続けられるようであり、あと15年以上、F-2は日本の空を飛び続けるようです。
【了】
"コレハf16ノパクリデスカ〜?"
"いえす、さんきゅーさんきゅー"