ANA機内食に誕生「バナナが入ったカレー」どんなもの? “超健康的でウマい”最新メニュー開発の経緯
なぜバナナを隠し味にしたのか
高山氏も「このヴィーガンミールは、多くの人が食べても美味しいものを目指すという新たな取りくみです」としたうえ、「(カレーの味を構成するうえで重要な)『玉ねぎが使えない』というANA側の厳しい食材制限があるなか模索をし、試しにバナナを使ってみたらうまくハマったんです。『え?これが本当にバナナで作ったカレーなの?』といったものになっているのではないかと思います」と話します。
ANA側の担当者は「スペシャルミールはこれまで、食事制限がある人向けの食事がメインだったが、社会の価値観が広がるなかで、感度の高い人が増えていますので、そういった方にも喜んでもらえるように開発しました」とコメントしています。
今回導入される新たな特別機内食は、ANAが推し進めている「ANA Future Promise」の取り組みとして推進している「食のユニバーサル化」の一環とのこと。同社は「お客様一人ひとりの食の好みや日常の食習慣に寄り添ったお食事を機内でもお楽しみいただけるよう、引き続き食のユニバーサル化を推進し、『すべてのひとにやさしい空』を目指してまいります」としています。
なお、これらの機内食を体験するには、搭乗便出発予定時刻の 24 時間前までにANA ホームページ、もしくは電話窓口での予約が必須となっています。
【了】
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