グリーン料金も「シーズン別料金」適用へ 特急料金「最繁忙期」がJR東海・西日本・四国・九州へ拡大

グリーン車も「最繁忙期」「繁忙期」「閑散期」が登場、最大プラス400円に。

特急料金のみだった「シーズン別料金」

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東海道新幹線「のぞみ」などに使われているN700A(2018年3月、恵 知仁撮影)。

 特急料金につづいて、グリーン車にも「最繁忙期」「繁忙期」「閑散期」の割増・割引料金が導入されます。

 JRグループは2022年10月26日(水)、グリーン車の料金に「最繁忙期」「繁忙期」「閑散期」といった「シーズン別料金」を導入すると発表しました。

 これまでグリーン車は一年を通して同じ料金でしたが、特急料金と同様に、期間によって割増、割引が適用されるようになります。

 あわせて、JR東日本(北陸新幹線は全線)・JR北海道(北海道新幹線のみ)で2022年4月から新設されていた「最繁忙期」が、JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州にも適用されます。GW・お盆・年末年始が対象で、通常料金に400円プラスとなります。

 JR北海道の在来線特急は、もともと「シーズン別料金」の設定がないため、変更はありません。また、「あずさ」など通年同額の特急料金を適用している列車でも、変更はありません。JR九州の西九州新幹線と在来線特急は、閑散期はありません。

 これらの料金体系は、2023年4月スタートとなります。

【了】

【「シーズン別料金」の割増・割引と料金体系】

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