長崎本線特急の「終点」肥前鹿島駅が「再開発デザイン」開始へ 現駅舎は復原

2024年度以降に新駅舎の工事がはじまります。

観光拠点として再開発

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「かささぎ」「リレーかもめ」に使用される885系電車(恵 知仁撮影)。

 佐賀県は2022年11月9日(水)、JR長崎本線の肥前鹿島駅(佐賀県鹿島市)について、新たな交流拠点としての整備を行うため、「駅周辺エリア空間デザインプロデュース」業務委託のコンサル募集を開始しました。

 西九州新幹線の開業にともない、博多駅から長崎駅へ直行する在来線特急は廃止されました。現在、その長崎本線の特急「かささぎ」の最南端の行先となっているのが、この肥前鹿島駅です。

 有明海に面した佐賀県南西部の中核市、鹿島市。南側にある祐徳稲荷神社は日本三大稲荷のひとつとして年間約300万人の参拝者を集めるほか、沿岸の風景や海産物などの地域資源を抱えており、今回「特急の終着駅」となったことを機に、地域の観光や交流の拠点として開発を進める構えです。それに先だち鹿島市も2021年11月に「JR肥前鹿島駅周辺整備全体構想」を策定していました。

 仕様書によると、再開発にあたって駅舎は新築。ただし1931(昭和6)年完成の現駅舎は、外観を復原した施設として、その姿をとどめることとなります。

 デザインコンセプトは「国内外からの来訪者が『鹿島・太良らしさ』を体感できる空間」「みんなが集まって憩えるエリア」「地域をつなぐ公共交通を軸とした周遊の発着点」で、交流施設や駅前道路、約2900m2の広場などが整備されるといいます。

 2023年7月末までにデザインが完了し、2024年度以降に都市計画決定、新駅舎建築などが順次進められる計画です。

【了】

【肥前鹿島駅の「復原駅舎」デザイン案】

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