長~い連節バスも電動化! メルセデス・ベンツの最新電気バス 延びる航続距離 日本導入も視野か

航続距離400kmいける!?

 eシターロシリーズにはもう一つ、さらなる長距離走行を実現する「レンジエクステンダー」と呼ばれるもモデルも用意されています

 レンジエクステンダーはいわゆる燃料電池バス車両のことで、NMC 3バッテリーと燃料電池ユニットを組み合わせることで、航続距離は単車で平均約400km、連節車で約350kmまで延びるとのこと。この燃料電池はトヨタ製で、最大出力60kWのユニットをルーフに搭載します。電圧変換器がすでに組み込まれているため、レンジエクステンダーとして使用した場合、約4万時間という長い耐用年数になるとのことでした。

 新しいNMC 3バッテリーを搭載したeシターロは、2022年末までに最初のモデルが納入される予定だそう。レンジエクステンダーの初公開と最初の納車時期は、2023年だといいます。ちなみに、今回のeシターロは、右ハンドル仕様も用意されるとのこと。日本にも、右ハンドル仕様のシターロが導入されている実績を考えると、もしかしたらeシターロについても導入する企業が現れるかもしれません。

【了】

【連節じゃない普通のバスもカッコいい!】「eシターロ」を画像で見る

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