リニア中央新幹線「長野県駅」着工 “伊那地方~東京90分”なるか 飯田線との接続は二の次!?

建設が進むリニア中央新幹線で、「長野県駅(仮)」が着工を迎えました。場所は県南部の飯田市。長大ローカル線としても知られる飯田線沿いにできます。リニアの駅は周辺エリアをどう変えていくのでしょうか。

一瞬だけ地上に出る長野県内のリニア

 東京~名古屋間を結ぶリニア中央新幹線。その途中駅のひとつである「長野県駅(仮称)」が12月22日(木)にいよいよ着工を迎え、安全祈願祭や起工式が行われました。

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超電導リニアの改良型試験車(画像:JR東海)。

 リニア中央新幹線は最高速度500km/hで、先行開業区間である東京~名古屋間をわずか40分で走破します。現行の東海道新幹線における東名間の所要時間は最短で約1時間半なので、大幅な時間短縮となります。

 途中駅は、相模原市の「神奈川県駅(仮称)」、甲府市の「山梨県駅(仮称)」、飯田市の「長野県駅(仮称)」、そして中津川市の「岐阜県駅(仮称)」の4つ。神奈川県駅のみ地下駅で、残りが高架駅です。

 その3つの高架駅のうち、ことし6月の岐阜県駅につづいて2番目の着工となったのが、今回の長野県駅です。駅工事としては神奈川県駅が着工した2019年11月から約3年。いよいよ3駅目となる中間駅の工事が本格始動します。

 長野県駅の位置は、JR飯田線の元善光寺駅の南側で、中心街のある飯田駅からは直線距離で約3.5km北東にあります。

 長野県内の工区53kmのうち、地上を走るのは天竜川の谷間のわずか8%(4.4km)。その“貴重な”地上部に、駅が設置されます。ホームはほかの駅とも共通の2面4線の構造。駅部は幅最大40m、延長約950mで、発着する新幹線車両やホームは屋根ですっぽり覆われる形です。

【飯田市の「リニア長野県駅」場所と「中央道新IC」の計画】

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コメント

1件のコメント

  1. そもそも別の区間で開業できるかどうかも不明やろ。
    普通の新幹線に転用できるように準備しとけよ。