「装填早くて羨ましい」「アナログ機にもう少し乗らせて」進化に悲喜こもごも 22年話題の自衛隊装備5選

2022年も自衛隊の新装備が界隈で話題となりました。それらのなかでも特に注目を集めたものを5種類ピックアップ。大型の砲を装備するものから、ヘリコプター、戦闘機、水上艦までさまざまです。

見た目似ているけど中身一新の次世代ヘリ

 3つ目は陸上自衛隊の新型ヘリコプター「UH-2」です。

UH-2ヘリコプター

 UH-2は現在、陸上自衛隊で最も多く運用されているUH-1J多用途ヘリコプターの後継として開発された機種で、ベル412という中型ヘリコプターをベースに、SUBARUとベルが共同開発で生み出しました。

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陸上自衛隊のUH-2多用途ヘリコプター(武若雅哉撮影)。

 見た目の機体形状はUH-1Jと似ていますが、2枚ローターから4枚ローターに変更され、エンジンの数もそれまでの1基から2基へと増えています。またコクピットは、アナログ機器が並んでいたUH-1Jと異なり、大きな4枚の液晶パネルを備えたグラスコクピットへと進化しています。操縦性も格段に向上しているといわれ、自動飛行モードやオートホバリング機能などが搭載されたことから、パイロットの負担が軽減されているのも特徴です。

 その一方で「完全マニュアル操縦なUH-1Jの方が面白い」というパイロットの声もあることから、もう少しUH-1Jに乗っていたいというパイロットも少なくないのかもしれません。しかし、2022年12月、防衛省・自衛隊は、保有する多くのUH-1Jをフィリピンへ貸与すると発表したことから、全国各地のUH-1J運用部隊は、あと3~4年後にはほとんどがUH-2へ機種更新しているでしょう。

F-35A戦闘機

 4つ目は、三沢航空祭で初めて本格的な飛行展示を披露した航空自衛隊のF-35A戦闘機です。

 既に多くの場所で公開されている航空自衛隊のF-35Aですが、本格的な機動飛行は昨年まで公衆の面前で行われたことはなく、今年の三沢基地航空祭が初となりました。

 総勢12機による大編隊飛行や、腕の良いパイロットによるド迫力の機動展示はF-35Aのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけたと言えるでしょう。筆者も現地へ取材に行きましたが、急旋回時でも速度や高度が落ちず、会場上空をコンパクトに旋回している場面を見て、素直に戦闘機としての高いポテンシャルを感じました。

【レア写真!】装輪15榴の装填・射撃のアップ&密かに公道走る陸自の共通戦術装輪車ほか

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