なぜ移転? 旧「大分空港」のいま アクセス抜群も半世紀前に廃港…面影はあるのか
旧空港、なぜ移転し今どうなってる?
旧空港は滑走路の両端を大分川・裏川に挟まれ、市街地に近すぎるという地形上の問題があったほか、当時大分地区に臨海工業地帯を作る計画が進んでおり、空港の存在が工業地帯を構成する企業の高炉建設に支障することから、現在地への移転が決定されました。
その後の旧空港跡地は、空港移転後の1973年に国から公園用地としての払い下げをうけ、現在も「大洲総合運動公園」として使用されています。
敷地の形状は空港時代をほぼそのまま残すものとなっており、ターミナルや駐機場部分は現在は硬式野球場に変貌、滑走路があった部分は広場やテニスコート、ゲートボール場などになっています。公園内の「芝生広場」には、大分空港跡地であることを示す石碑が掲げられてます。
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