ついに歴史に幕「ジャンボ機」 なぜ日本は「747王国」に? 爆買い続けた過去、納得の理由

このほど最終号機が顧客に引き渡され、半世紀以上にわたる歴史に幕をおろす「ジャンボ機」ことボーイング747。ここ日本は、とくに747を多く使った国でした。なぜでしょうか。

羽田空港も「ジャンボ機」圧倒優勢になった経緯

「もっとも多く747を購入した航空会社」として知られるJAL(日本航空)は、1970年4月という高度経済成長期に1号機を取得。累計で114機を保有しました。ANA(全日空)も1979年に747を導入後、累計で47機を飛ばしています。

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JALのボーイング747-100(画像:JAL)。

 羽田で747が多用された背景にあったのは、10%前後と高かった当時の経済成長率と、進まぬ空港の拡張でした。その裏には、首都圏への人口流入が進み、物流は加速、1964年には一般の海外旅行が自由化されたことなどもあるでしょう。

 発着数の増加するなか、羽田空港は機体を停める場所が不足しA滑走路を駐機場代わりにするほど混雑。滑走路を1本使用不能にするわけですから、そのぶん発着数を稼ぐのがより難しくなりました。空港の拡張も、当時の埋め立て技術では即座に対応することは難しい状況でした。そうした経緯から、1回で多くの旅客を運ぶことが出来る747が重宝されたのです。

【豪華すぎるだろ…】JALの747に実在した「空飛ぶ旅館」のような異空間

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