侍ジャパン救世主「大谷駅」どこにある? 実は「日本一の駅」だった 「しょうへい」も駅に!?

アメリカ大リーグで活躍し、8日に開幕したWBCでも活躍が期待される大谷翔平選手。ところで「大谷」が含まれる鉄道駅は、いったいいくつあるのでしょうか。

ほかにも「大谷」駅は古今東西各地に

●大谷地駅(おおやち、札幌市厚別区、札幌市営地下鉄東西線)

 1982(昭和57)年に開業。宮の沢駅から「16番目」に位置する駅で、2駅先が終点の新さっぽろ駅で、JR千歳線に接続しています。

 かつては千歳線の旧線が、苗穂駅の先で南東へぐるりと回り込み、東札幌から大谷地まで今の地下鉄に近いルートで走っていました。近くに大谷地駅もありました。この旧線は1973(昭和48)年に現在のルートに切り替えられ、廃止。自転車道「陽だまりロード」として、かつての鉄路の面影を残しています。

●大谷海岸駅(おおやかいがん、宮城県気仙沼市、JR気仙沼線BRT)

 1957(昭和32)年に開業。かつては「大谷駅」でしたが、1997(平成9)年に改称しています。駅名のとおりホームのすぐ横が砂浜でした。東日本大震災で被災し、BRTとして再出発することとなりました。現在は道の駅「大谷海岸」の敷地内にバス停があります。

●大谷向駅(だいやむこう、栃木県日光市、東武鬼怒川線)

 1917(大正6)年開業。東武日光線の下今市駅から合流して大谷川を渡ったすぐ先にあります。ホーム自体が国の登録有形文化財に指定されている珍しい駅で、特急「リバティ」も停車します。

 その他、JR気仙沼線を転換したバス路線「気仙沼線BRT」にも、大谷海岸、大谷まちの2駅があります。

●大谷駅(おおたに、滋賀県大津市、東海道本線旧ルート、1921年廃止)

 東海道本線の京都~山科間は、約100年前まで、東山山脈を避けて南側へ大きく迂回するルートをとっていました。さらに山科~大津間でも現在のトンネルではなく、南側の、現在の京津線と国道1号に沿ったようなルートでしたが、そこにあったのが国鉄大谷駅です。旧線はトンネル技術が発達するまでの関西~関東の大動脈を担いましたが、現ルートへの切り替えで1921(大正10)年に廃止されました。

 ちなみに、3月10日に日本のWBC2回戦の対戦相手となる韓国にも、大谷駅は存在します。ひとつはソウル駅から中朝国境方面へのびる京義電鉄線に、もうひとつは中南部の都市・大邱(テグ)の地下鉄1号線にあります。

 また、現在の中央線の御茶ノ水~神田間には、「昌平橋(しょうへいばし)」という駅がありました。前身の甲武鉄道が万世橋駅、そして東京駅まで延伸するまでの一時的なターミナルで、1908年(明治41年)から4年間だけ存在していました。

【了】 

【「日本一の駅」大谷駅の「日本一」の姿を見る】

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