食事配達 4人に1人が「チップ毎回払う」 "チップくれやすい場所"1位も判明

「チップの額が、596(ご苦労)円でした」というエピソードも。

もらったチップの最高額は

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フードデリバリーのイメージ(画像:写真AC)。

 フードデリバリーサービスを展開するmenuは2023年3月9日(木)、利用客が配達員に対して商品価格に上乗せして支払う「チップ」に関する調査結果を公表しました。

 チップは一般的な意味と同様、客から任意に支払われる個人間の報酬のこと。menuの場合チップの支払いは注文アプリに実装されており、100円・200円・500円もしくは任意の金額が選べるようになっています。このチップは手数料の天引きなく、そのまま配達員に支払われます。

 ことし3月初頭に行われたアンケートでは一般人441人・配達員1333人から回答。「チップを毎回払う」は全体の1/4にあたる26.1%、「ほとんど払わない」も同様で24.5%。その他は「2~20回に1回払うか、それ以下」でした。

 チップを払う場合の1回あたり平均金額は、最多が100円台で22.2%。次に200円台は20.4%……と金額とともに減っていき、「平均1000円以上払う」は3.4%存在しました。

 あわせて「支払いたい、あるいは支払うべきだと思うチップ金額」については、100円台、200円台、500円までがそれぞれ約4分の1ごとの回答割合でした。「払いたい、払うべき状況」については悪天候の中の注文(51.9%)、対応が良かった(42.6%)が多く、次いで約3割が、一度に大量の注文、遠方からの注文、GWや年末年始・スポーツ観戦時などの特需期の注文と回答しています。

 配達員にとっての「嬉しいと感じるチップ金額」ですが、圧倒的多数の61.6%が「金額は関係なく嬉しい」と回答。それ以外は特に金額帯ごとの差はあまり見られませんでした。「チップがもらえると嬉しい状況」については、悪天候の中の配達(21.0%)、遠方からの配達(19.2%)、一度に大量の配達(17.5%)と続いています。

 今回の調査で報告された「チップ最高額」は2500円。「チップがもらえやすい場所」を示すエリア別チップ率実績1位は、東日本エリアでは銀座ブロックで18.3%、次いで自由が丘(17.2%)、渋谷(16.0%)で、西日本エリアでは博多ブロックが9.5%で最も高く、次いで梅田(9.0%)、なんば(8.1%)となっています。

 チップにまつわるエピソードとしては、「チップの額が、596(ご苦労)円でした」「崩れたり溢れたりしやすい商品を、時間をかけて慎重に運んだ後のチップは、特に嬉しかったです」「クリスマスの夜に配達させていただいたお客様が、1,000円チップをくださった」などが紹介されています。

【了】

【みんなが払ってる「平均チップ額」を見る】

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1件のコメント

  1. 日本にチップ制を導入するとどうなるかよくわかる。みんなが払ってる平均チップ額とかを調べちゃうあたりが最高に日本的