ポーランド MiG-29戦闘機ウクライナへ供与 NATO加盟国で初の決断 近日中に移管

話題になった「キエフの幽霊」の愛機でもあります。

ポーランド、旧ソ連製戦闘機を供与へ

 ポーランド政府は2023年3月17日、ウクライナに対して戦闘機を供与すると発表しました。

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ポーランド空軍のMiG-29戦闘機(画像:ポーランド国防省)。

 供与するのは旧ソ連製のMiG-29戦闘機で、ポーランド空軍が保有する全数をウクライナへ移管するとしています。なお、最初の4機については近日中に引き渡すそうで、MiG-29が抜けた穴はFA-50とF-35で埋めるとのことです。

 昨年(2022年)2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、NATO(北大西洋条約機構)加盟国で戦闘機の供与が明言されたのは、初めてとなります。

【了】

【ドラッグシュート引く姿も】ポーランド空軍のMiG-29戦闘機の飛ぶ姿をイッキ見

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コメント

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1件のコメント

  1. ポーランドが所有しているのはMiG-29UBで、この機体は複座型で戦闘能力は低いとWikipediaに。
    またMiG-29自体も空戦主体で地上攻撃用としては弱いらしく、用途としてはやはり偵察、遭遇戦、および会敵したらさっさと逃げる用なんでしょうかね。