名前は「イーグルII」世界最強と呼ばれたF-15戦闘機シリーズの最新型 米空軍

F-15シリーズ、2022年には初飛行から50年を迎えます。

F-15ファミリーの最新型EXの名前が決定

 アメリカ空軍は2021年4月7日(水)、F-15「イーグル」戦闘機の最新型であるF-15EXの命名式典をフロリダ州にあるエグリン空軍基地で行い、「イーグルII」と名付けたことを明らかにしました。

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エグリン空軍基地で行われた命名式典で披露されたF-15EX「イーグルII」(画像:アメリカ空軍)。

 同機の原型であるF-15「イーグル」は、アメリカのマクダネルダグラス(現ボーイング)が開発した戦闘機で、従来型はアメリカ空軍を始め航空自衛隊やイスラエル、韓国、シンガポール、サウジアラビア、カタールが導入しています。

 すでに初飛行から半世紀近く経っているものの、現在でも戦闘機として優れた性能を有していることから、アメリカでは最新型であるF-15EXの開発が行われていました。

 F-15EXは2021年2月2日(火)に、アメリカ中西部ミズーリ州にあるセントルイス・ランバート国際空港で初飛行に成功したのち、3月10日(水)にアメリカ空軍に引き渡され、今回の命名式に至っています。

 今後はエグリン空軍基地において各種試験が進められたのち、2024年より実運用を開始する予定です。

【了】

※一部修正しました(4月10日18時35分)。

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