見た目は公園、中身は「首都高」!? 異形の大橋JCTの“屋上”知ってる? 風景のギャップが凄すぎた!

首都高3号渋谷線とC2中央環状線が接続する大橋JCTは、数あるジャンクションの中でも特異な形をしています。巨大な円形の構造物で、建物の上に緑地があり公園になっているのです。

円形の構造物の中身とは?

 首都高3号渋谷線とC2中央環状線が接続する大橋JCT。地下のC2から高架の3号線まで、ランプをぐるぐる回って上り下りする特異な構造で知られていますが、実は外から見ても特異な形をしています。

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大橋ジャンクション内部(画像:東京都都市整理局)。

 JCTは巨大な円形の構造物になっており、建物の上には緑地があり公園になっています。この構造物の中身が、1周約400m×4層のループ状道路になっており、その高低差はなんと約70m。しかもJCTの屋上は、「目黒天空庭園」という公園になっており、敷地面積は約7000平方メートルに及ぶとか。

 庭園のコミュニティスペースには畑のほか、換気所の上には水田まで作られており、この場所が地上からかなり高い位置にあるとは思えない光景が広がっています。また、環境への配慮で緑地をJCTの周囲にも配置しており、首都高速道路によると、同ジャンクションを大橋“グリーン”ジャンクションと呼ぶこともあるそうです。

 見た目は巨大な筒、中身はぐるぐるの首都高、さらに屋上は緑豊かな緑地――なぜこうした特異な構造物ができたかというと、周辺の事情が関係しています。

 大橋JCTは渋谷区と接する目黒区大橋にあり、住宅などが多い場所でもあります。そのため、排ガスや騒音などへの配慮からJCTを構造物の中に収めること、また、限られた土地を有効に活用することを主眼として、いまの姿になりました。

 JCTのある場所はもともと、この地を走っていた路面電車、東急玉川線の車庫でした。その廃止後に東急バス大橋営業所となり、それも2002年に廃止され、JCTに活用されることに。2010年3月28日に一部の使用が始まり、2015年3月7日の中央環状線(品川線)開通に伴い全面で使用が開始されました。

【了】

【どこの田舎だ!?】これが「首都高大橋JCT」屋上の光景です(写真)

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