いつできる?元町・中華街駅「地下車庫」工事が本格化 その「絶大な効果」とは

みなとみらい線の元町・中華街駅の終点側地下に、鉄道車両を留め置く留置線を整備する工事が本格化しています。どのような背景や目的があるのでしょうか。

そもそもなぜ留置線が必要?

 みなとみらい線は2004年に開業した路線ですが、なぜ今のタイミングで、新たに元町・中華街駅に留置線を整備する必要があるのでしょうか。

 

 横浜高速鉄道は東急電鉄とは別に自社車両「Y500系」を6編成所有しています。これらは現在、直通先の東急東横線内にある「元住吉検車区」を賃借して車庫として使用していますが、東急電鉄から退去を求められており、自社線内に車両留置場を整備する必要があるといいます。

 また、本来あるべき自社の留置線は、「本牧延伸」にあわせて整備するはずでした。しかしいつまでたっても実現しないため、いよいよ今回の整備に踏み切ったというわけです。

 

 留置線整備の効果として、1番線と2番線の発着列車が平面交差しボトルネックになっていたのが解消される見込みです。さらに、これまで「来た車両がそのまま折り返す」しかなく、特急・急行などに使用される10両編成の車両と各停用の8両編成をそれぞれ柔軟に発車させるのが困難でしたが、留置線を用いて車両の発車順を適宜入れ替えることで改善が図られます。

 同様のケースでは東京メトロでも、多くの路線と直通する有楽町線小竹向原駅~千川駅間で、ダイヤ乱れ時に輻輳が頻発して遅延拡大の原因となっていた平面交差を解消するため、連絡線を整備しています。

 横浜高速鉄道によると、留置線の使用開始は2030年度。みなとみらい線だけでなく直通先の東急・東京メトロ・東武・西武、さらには相鉄でも「定時運行の確保」や「乱れたダイヤの早期回復」といった恩恵を受けられそうです。

 

【了】

【これが「みなとみらい線」地下の車庫!計画図を見る】

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コメント

5件のコメント

  1. 相鉄の海老名も高架化して留置線でも作っとけよ。

  2. 阪急の留置線作れ

  3. あ氷魚

  4. 図面を見ると両側の側線は孤立してて、有効率が悪いがどうなんだろう。

    • この配線図は最初に検討が始まった時のやつで、現行案はシーサスが元町・中華街駅側に出てきて全留置線から入出庫できるようになっています

      恐らく最初の案はここから更に本牧方面へ延伸した際に、留置線への入出庫が外側の本線を支障しないようにする為だったのでしょう

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