メルカリが電動キックボードを出品禁止に 7月の改正道交法施行で「取引困難」

違法な機体の撲滅なるか?

メルカリが電動キックボード出品禁止に

 フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは2023年6月1日(木)、同サービスで電動キックボードの出品を禁止すると発表しました。

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電動キックボードがメルカリで出品禁止となる。写真はイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。

 7月1日より道路交通法の一部が改正され、電動キックボードなどを想定した「特定小型原付」の交通方法などに関する規定が新設されることを受けての措置。法令上の取り扱いによりメルカリでの取引が困難であるとし、7月から電動キックボードの出品を一律禁止とし、削除対象にするといいます。

 メルカリは当該の商品の出品者に対して、出品の取り下げを求めており、7月1日以降に出品されている商品は事務局が適切に削除するとしています。

「特定小型原付」は免許不要で16歳以上ならば運転が可能になりますが、原付と同じように、自治体の役所で車両の登録とナンバープレートの交付を受ける必要があります。また、販売される特定小型原付の型式ごとに、国土交通省が保安基準への適合を確認する制度を設けています。

【了】

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