田園の「鉄道空白地帯」に大変化? 埼玉高速鉄道「岩槻延伸」中間駅の将来像とは

埼玉高速鉄道の延伸では、「埼玉スタジアム駅」と「中間駅」の新設が想定されています。現在は緑地や農地が広がっている中間駅周辺ですが、どのような開発が想定されているのでしょうか。

「中間駅」周辺はどんな場所?

 埼玉高速鉄道には、浦和美園から岩槻までの延伸計画があります。さいたま市は、浦和美園~岩槻間に新設する「中間駅」周辺で、新たな街の開発を想定しています。

Large 20230618 01
埼玉高速鉄道の車両(画像:写真AC)。

 さいたま市はJR京浜東北線に沿って市街地が広がりますが、東部エリアは開発があまり進んでいません。ここに位置する中間駅周辺は現在、緑地や農地が広がる市街化調整区域となっています。付近には「目白大学さいたま岩槻キャンパス」があるほか、西側には国道122号と東北自動車道が通っており、岩槻ICまでは約3.5キロの場所です。

 

 さいたま市は2023年3月、中間駅を対象にしたまちづくり方針を策定。駅周辺を「集合住宅エリア」「商業エリア」「戸建てエリア」「産業エリア」「公園」などに分けて整備することを想定しています。リモートワークや小商いなどが可能な「ゆとり居住街エリア」も設ける方針です。駅前にはシェアモビリティ拠点を新設し、シェアサイクルや超小型モビリティを導入することも盛り込んでいます。

 

 中間駅周辺は、目白大学と地域住民が連携した「大学街」を目指すとしています。産業エリアには、目白大学の保健医療分野を活かし、スポーツや健康、医療福祉の新事業を誘致することも視野に入れています。

 

 商業施設や子育て施設、福祉施設などの生活関連施設については、駅前の集合住宅の低層階に配置することを想定しています。また、鉄道高架下の空間を活かし、店舗などを誘致することによって賑わいを創出する方針です。

 

 埼玉高速鉄道の延伸区間となる浦和美園~岩槻は約7.2キロ。「埼玉スタジアム駅」と「中間駅」の2駅を新設する予定です。浦和美園からは高架式で整備し、岩槻駅の手前で地下に入る構造で検討が進められています。さいたま市は2023年度中に鉄道事業者へ実施要請を行う予定で、今後動きが本格化することが見込まれます。

【了】

【そこか!中間駅の場所と将来イメージ】

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス