空飛ぶ豪華客船!? カンタスの「世界最長航空路線」計画、専用機の全貌明らかに 世界初の設備も
プレエコ・エコ、そして世界初設備!
プレミアムエコノミーは横2-4-2列で、40席構成。「人間工学、エンターテイメント、プライバシーに重点を置いて」設計されたもの。またファースト、ビジネスと並び、ワイヤレス充電機能も組み込まれています。
エコノミークラスは横3-3-3列で140席。こちらも、カンタス航空機の中で最も広いシートピッチ(座席の前後間隔)となる33インチ(約84cm)が確保されたレイアウトとなり、個人用モニターや高速USB-C充電ポートがすべての席に設置されています。
またこの機には、世界で初めて客室内に脚を伸ばして軽い運動などができるユニークな区画「ウェルビーングゾーン」などが設けられる予定です。これはプレミアムエコノミーとエコノミークラスの間に設置され、彫刻された壁パネルがあしらわられるほか、ストレッチハンドル、水分補給ステーションを設置。モニターからは、ガイド付きのエクササイズプログラムが放映されるといいます。また、全席で無料の機内Wi-Fiも使用可能となる計画です。
「プロジェクト・サンライズ」は、シドニー~イギリス・ロンドン(約1万7000km)、アメリカ・ニューヨーク(約1万6000km)を直行便で結ぶというもの。このプロジェクトが実現すれば、新たな“世界最長の定期便”が誕生する予定です。そのフライト時間は最長で、22時間を計画しているとのことです。
【了】
※一部修正しました(6月19日11時27分)。
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