新駅できたけど… 狭い綱島街道、工事の進捗は? 再開発で並行道路も新設へ

中華店居抜きバスターミナルは消滅へ…。

2車線道路はいつも渋滞

 2023年3月、横浜市港北区内に新駅「新綱島」が開業しました。周辺は再開発の真っ最中で、10月には駅直結の複合施設「新綱島スクエア」が竣工予定です。

 再開発事業は、東急東横線の綱島駅側でも進みます。駅東口前の商店街が対象で、そこには臨港バスの名物バスターミナルも含まれます。雑居ビルの1階を「居抜き物件」として待合室にし、その脇の空き地をバス停としているものです。

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綱島街道(2023年6月、大藤碩哉撮影)。

 ところで、両駅のあいだを貫くのが東京丸子横浜線(綱島街道)です。東京都の五反田から横浜駅近くまでを結ぶ幹線道路ですが、4車線以上の箇所と2車線の箇所が混在しています。そして綱島地区は2車線であり、バスの往来も多いことから、付近では慢性的な渋滞が発生しています。事業では、街道の拡幅も予定されていますが、2023年6月現在はどのような状況でしょうか。

 現地を訪れると、計画の半分ほど 約80mの区間で整備が済み、工事用フェンスで仮囲いがなされていました。歩行者がすれ違える幅の歩道も完成しています。ただし、信号機の柱がかつての区画にせり出したままであり、共用へ向けては移設が必至です。

【イメージ図】再開発後の綱島界隈 見違えるような風景!

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