P-3「オライオン」が退役 機体に36年乗り続けた老兵も一緒に引退へ ノルウェー空軍
P-3「オライオン」一筋36年!
もはや愛機を超えた特別な存在
ノルウェー空軍は、現地時間の2023年6月30日、1969年から運用していたP-3「オライオン」哨戒機の引退式典としてラストフライトを行いました。
会場となったアンドーヤ空港は一般開放され、数千人の人が最後の姿をみようと詰め掛けたそうです。ラストフライトには、後継機であるP-8「ポセイドン」も参加。新旧哨戒機のツーショットも見せました。
現地の報道によると、同機で38年間任務に当たったレイフ・オッターホルム少佐も、同機と同日に退役したそうです。少佐は現在62歳、P-3での総飛行時間は1万1400時間以上に達します。ラストフライトに立ち会いたいと、退職年齢を数回延長していたとのことです。
なお、P-3と共に引退する、オッターホルム少佐には国防長官であるエイリック・クリストファーセン大将から長年に任務への献身と熱意に敬意を表し、国防勲章が授与されました。
【了】
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