海自P-1とは大違い! 哨戒機P-8はどんな飛行機? 同じP-3C後継機の異なるコンセプト

「哨戒機」とはおもに潜水艦の発見、攻撃に用いられる軍用機のことです。海上自衛隊では長らく運用されてきたP-3C哨戒機を国産のP-1が後継していますが、アメリカ海軍などではP-8を採用。同じ哨戒機でも設計や運用はだいぶ異なります。

各国で採用進むP-3Cの後継機

 2019年9月26日(木)から10月4日(金)までの9日間、長崎県の佐世保から関東南方に至る海域と空域で、海上自衛隊とアメリカ海軍、インド海軍による日米印共同訓練「マラバール2019」が実施されました。

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2014年の「ファンボロー国際エアショー」で展示された、アメリカ海軍のP-8A哨戒機(竹内 修撮影)。

 この訓練には海上自衛隊とアメリカ、インド両海軍から艦艇に加えて、対潜水艦戦や洋上のパトロールを任務とする哨戒機も参加しており、海上自衛隊からはP-1哨戒機、アメリカ海軍とインド海軍からはボーイングがP-3C哨戒機の後継機として開発した哨戒機「P-8」が、それぞれ参加しています。

 アメリカ海軍のP-8A哨戒機は、2013(平成25)年から沖縄県の嘉手納飛行場に配備されており、2019年4月に航空自衛隊のF-35A戦闘機が墜落事故を起こした際には、捜索活動に加わっています。

 またオーストラリア空軍も2018年4月から2019年9月までの約1年半のあいだに5回、P-8哨戒機を日本に派遣して嘉手納飛行場を拠点とし、北朝鮮による、公海上で船舶を横付けして物資の取引を行う、いわゆる「瀬取り」を含めた違法な海上活動の監視を実施しており、P-8は日本にとって馴染みの深い航空機になりつつあります。

【写真】並べて見比べると…? 日米印の哨戒機ズラリ

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