海上保安庁が所有する“空の目”「シーガーディアン」が基地イベントで一般初公開!

G7広島サミットでも活躍。

機体を運用する海上保安官にも話を聞ける

 海上保安庁は2023年7月7日、自衛隊の八戸航空基地で行われる「サマーフェスタ」で、無操縦者航空機「シーガーディアン」を展示すると発表しました。一般開放もされるイベントでの同機の展示は今回が初となります。

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海上保安庁に納入されたばかりの頃の「シーガーディアン」(画像:海上保安庁)。

 会場では、実際に機体を運用している海上保安官から話を聞けるほか、業務紹介も行うそうです。

 同機はアメリカのGA-ASI(ゼネラルアトミクス・エアロノーティカルシステムズ)製で、海上保安庁は2021年10月19日から運用を開始し、海難事故の対応、行方不明者の捜索のほか、災害派遣や不審船舶の監視など幅広い任務に運用されています。

 2023年5月19日には3機体制になり、24時間365日の海上監視が可能となりました。同月の19日から21日に行われたG7広島サミットにも投入され、空と海の警戒を行い、会場の安全確保に貢献しました。

 なお、八戸航空基地の「サマーフェスタ」は2023年7月15、16日の2日間にわたり行われます。

【了】

【人と並ぶと意外と大きい】報道公開された際の「シーガーディアン」写真)

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