京成「青砥駅」が「人生ゲームのまち」に 駅名看板まるごと取り換え 遊び心満載
ボードゲーム「人生ゲーム」の発売55周年を記念したコラボ企画として、京成線・青砥駅の駅名看板76面が「人生ゲーム」仕様に変更されています。
「人生ゲーム」発売55周年を記念したコラボ企画
タカラトミーと京成電鉄、東京都葛飾区が2023年7月19日(水)から、京成線の青砥駅を舞台に、盤ゲーム「人生ゲーム」の発売55周年を記念したコラボ企画を開始しました。
「人生ゲーム」はタカラトミーが1968年から発売しているロングセラーの盤ゲームで、ルーレットで出た目に従ってマス目を進み、様々なイベントを経験しながら億万長者を目指すルールです。2023年4月に発売された8代目の最新作は、「結婚」の選択がルーレット次第になるなど、近年の価値観の多様化や世相も反映した内容になっています。
タカラトミーは、葛飾区の京成立石駅の近くに本社があり、2018年から区内の商店街の店舗を舞台にしてリアルで人生ゲームを行う「まちあそび人生ゲーム in 葛飾」も過去4回開催され、ゆかりの地となっています。
今回のコラボ企画では、7月19日から20日にかけて、京成線・青砥駅の駅名看板76面が「人生ゲーム」仕様に変更されています。また、区内8か所の駅と青戸商店会連合会と連携したデジタルスタンプラリーが8月31日まで開催されます。
これを記念し、7月19日に青砥駅のホームでオリジナル駅名看板のお披露目式典が開かれました。式典には、タカラトミーの富山彰夫副社長、京成電鉄の小林敏也社長、青木克德区長が登壇。鉄道好きタレントとして知られる鈴川絢子さんも参加し、除幕式が行われました。
タカラトミーの富山副社長は「今回のコラボレーションをもとに、葛飾区を盛り上げていきたい」と挨拶。京成電鉄の小林社長は「青砥駅はスカイライナーも停車するなど、京成線の中でも大変重要な位置づけの駅。地域以外からもお越しいただき、人生ゲームの世界観を楽しんほしい」と話しました。青木区長は「京成本線、押上線、金町線は区の中心を通っており、京成電鉄とは様々な取り組みを進めてきた。柴又の花火大会も連携しながら進めていく」と力を込めました。
京成電鉄はこれまで、母の日に合わせて市川真間駅の駅名看板を「市川ママ駅」に、桜の開花時期に京成佐倉駅の駅名看板を「京成桜駅」に変更するなど、沿線自治体と連携してイベントなどを行っています。
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