渋滞ヤバいぞ「環八」外環道ないから? 夏休み都内一般道の渋滞予測 「混む日&混む場所」ハッキリ

首都高とほぼ同じ渋滞傾向です。

環八がひどい渋滞に

 警視庁が2023年7月21日、今年の夏休みならびにお盆(旧盆)期間中の都内一般道における渋滞予測を発表しました。一般的にお盆期間が混雑のピークとなる高速道路とは異なる傾向が明らかになっています。

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渋滞する環八通り(画像:写真AC)。

 都内では、お盆期間前の平日、特に8月9日(水)、10日(木)が混雑のピークです。逆に8月5日(土)、6日(日)をはじめ、11日(金・祝)から16日(水)までは軒並み空きます。

 2022年における都内一般道の平均渋滞長を100とした渋滞指数で表すと、ピークの8月10日(木)は188なのに対し、8月6日(日)は29、14日(月)は30程度となります。

 ただし、一部路線では激しい渋滞の発生が予測されています。

 その際たるものは「環八通り」で、8月9日(水)、10日(木)を中心に世田谷から練馬にかけて渋滞が予測されています。最も長いのは10日(木)の外回り、世田谷の三本杉陸橋から杉並の四面道まで約8.8kmというものです。

 他に、玉川通りの上り線や、川越街道の上り線でも同日を中心に激しい渋滞が予測されています。

 ちなみに、お盆期間前の平日が混雑し、お盆期間中は渋滞が少なくなる傾向は、首都高も同様です。一方、環八通りについては、外環道が未開通のため、東名、中央道、関越道など放射状に延びる高速道路間を行き来するクルマで慢性的な混雑が発生しがちです。

【了】

【え…】都内が“猛烈に渋滞”する日とは(画像で見る)

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