そこはある日「世界一有名な横断歩道」になった 半世紀経ても人絶えず 実際どんな場所?

「世界一有名な横断歩道」と多くの人が語るのが、イギリス・ロンドンにある「アビーロード(Abbey Road)」です。なぜ有名になり、どのようなところなのでしょうか。実際に行ってみました。

「やってみたくなる」伝説の横断歩道に

「世界一有名な横断歩道」と多くの人が語るのが、イギリス・ロンドンにある「アビーロード(Abbey Road)」です。どのようなところなのか、実際に行ってみました。

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アビーロード(乗りものニュース編集部撮影)。

 アビーロードを「世界一有名な横断歩道」にしたのは、イギリスの有名バンドであるザ・ビートルズ。1969年に同国で発売されたビートルズの12作目のアルバム『アビー・ロード』のジャケット写真は、その名のとおりメンバー4人がアビーロードの横断歩道を渡る様子を写したものとなっています。

 アルバム『アビー・ロード』は大ヒットを記録し、ザ・ビートルズも歴史に名を残す音楽グループとなったことから、アビーロードの横断歩道は”聖地”として有名に。アルバム発売から半世紀以上たった2023年現在も、老若男女さまざまな人が立ち寄る、ロンドンの名物スポットとなっています。

 アビー・ロードはロンドン地下鉄のセント・ジョンズ・ウッド駅から数百mの位置にあり、アクセスも良好です。取材日も現地周辺は観光客の様子が多く見られ、ジャケット写真のように渡るシーンを撮影する家族や、大型のカメラでその様子を撮影する人の様子なども見られました。

 実際に行ってみると、観光客の数が異常に多いところを除いては、よくある閑静なイギリスらしい横断歩道といったところ。ここジャケットの写真として、選ばれたのはビートルズがレコーディングをしていたスタジオの至近に位置していたためといわれています。その偶然がこの「世界一有名な横断歩道」を生み出したのでしょう。

【了】

【写真】画角変えたらたしかに「ジャケ写のやつ」だ!いろんな角度から見る

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