伝説の「乗り継ぎの聖地」アンカレッジ空港、操縦席から見ると? “アンカレッジのプロ”の操縦で体験!

コクピットから見ても違う!「アンカレッジ空港」へ疑似着陸

 日本の空港では、豪雪地帯に設置されている場合は、雪のなかでの視認性を高めるべく、中心線などがオレンジで描かれていることが一般的ですが、アンカレッジ空港のそれは白で書かれています。また「7R」と描かれたアンカレッジ空港の滑走路番号(方角を示す)も、日本では「07R」と表記されるので、ここも異なる点です。

Large 02

拡大画像

NCAのフライトシミュレーター(乗りものニュース編集部撮影)。

 シミュレーターでは、雪の積もる中での同空港への着陸を実演してもらいましたが、空港周辺はまさに銀世界。視界もクリアではありません。今回は滑走路には積雪がない状況だったものの、パイロットによると「滑走路に雪が積もっているケースもある」とのこと。

 ただ、この滑走路への着陸進入は、パイロットの着陸をサポートする無線着陸援助装置「ILS(計器着陸装置)」を用いて、視界不良でも着陸できる設備が備わっているため、そういったケースでも安全な着陸が実現しています。

 ちなみに雪が降っていないシチュエーションも見せてもらいましたが、背後にはアラスカの山々がそびえ立ち、明らかに日本の空港の光景ではありませんでした。

【了】

【写真】えっ絶景…これが「アンカレッジ空港」着陸の光景です

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。