史上最高値! ガソリン価格平均「約190円」に 15週連続の値上がりで軽油ついに165円台に
200円突破が目前に迫ってきました。
7月最終週と比べ、10円近くも上昇
ガソリンの販売価格が史上最高値を更新しました。資源エネルギー庁が発表した、2023年8月28日(月)時点におけるレギュラーガソリンの店頭販売価格(現金。以下同)は、前の週と比べて全国平均で1.9円値上がり、1リットルあたり185.6円でした。
上昇は15週連続で、1か月前と比べると8.9円上がっています。なお、これまでの過去最高は2088年8月の185.1円で、これよりも0.5円上回り、史上最高値を更新しました。 上昇は15週連続で、1か月前と比べると8.9円上がっています。なお、これまでの過去最高は2088年8月の185.1円で、これよりも0.5円上回り、史上最高値を更新しました。なお、トラックやバスの燃料となる軽油も1リットルあたり165.1円と、初の165円台に突入しています。
資源エネルギー庁によると、全国47都道府県のうち46都道府県で値上がっており、横ばいなのは1県のみ、値下がりした自治体はゼロとのこと。
ガソリン価格は5月下旬から上がり続けています。政府の石油元売りへの補助金が段階的に縮減していることが背景にありましたが、それだけでなく経済的な円安情勢や、産油国での生産調整に伴う原油価格の高止まりなどが大きく影響し、このような高値になっています。来週以降も、ガソリン価格は高値維持の傾向が続きそうです。
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未来予知記事?