快速も走る! JR北陸本線の第三セクター「ハピラインふくい」3月16日に開業へ 大聖寺~敦賀間84km

具体的なダイヤは冬頃発表される見込みです。

JR北陸本線から移管

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JR北陸本線で使われる521系電車(画像:写真AC)。

 北陸新幹線の金沢~敦賀延伸にあわせ、並行在来線である「JR北陸本線」も同区間でJRから切り離され、第三セクター「ハピラインふくい」として再出発することになります。

 2023年8月30日(水)、新幹線の延伸開業が「2024年3月16日」に決まったのと同時に、ハピラインふくいも「3月16日に開業します」と発表しました。

 ハピラインふくいが担当するのは、福井県内の鉄道施設と運行。具体的には、石川県境に位置する大聖寺駅から、新幹線終点の敦賀駅までの約84kmです。金沢~大聖寺間は、これまでも石川県内の並行在来線を担ってきた「IRいしかわ鉄道」が引き継ぐこととなります。

 なお、第三セクター移管により、県内を走っていたJR特急列車は「サンダーバード」「しらさぎ」など全廃となります。気になるのが、代わりとなる「快速」が運行されるのかということです。「福井県並行在来線利用促進協議会」によると、運行本数は計24本増便され、そのうちラッシュ時の8本が快速になるとしています。停車駅は明らかになっていません。

 あわせて県内では、ハピラインふくい移管に伴って新駅設置計画が動いています。検討・計画中の場所は、福井~森田、武生~鯖江、王子保~武生の3か所です。越前市畷町にある王子保~武生の新駅については、市が現在、駅名案を募集中です。

【了】

【「ハピラインふくい」ルートと新駅と制服を見る】

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