最新の通勤電車どこが違う? 「電子レンジ」ことJR東日本E235系1000番台 山手線とも一線画す

近年、JR各社を中心とする鉄道会社は、通勤形車両の改良を進めています。ここ数年で登場した新型車両は、それまでは見られなかった設備も多くあります。今回は、JR東日本の最新型E235系1000番台の特徴を紹介します。

総武線快速と横須賀線用1000番台の特徴

 接客設備関連の改良としては、乗車データを元に、大量乗車の前に車両内を冷やしておく冷房装置や、パナソニック製の「nanoe(ナノイー)」空気清浄器の搭載、各車両1か所のフリースペース設置(E235系では床の一部が赤くなり、大きな文字で「優先席」と表示)、デザインを一新したロングシートの設置などが挙げられます。

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普通車(安藤昌季撮影)。

 鉄道のみならずバスや航空機などの座席を“座り比べた”経験のある、座席鉄の筆者(安藤昌季:乗りものライター)は、E235系のロングシートはかなりよい出来だと感じます。前々代のE231系と比較して座面が深くなり、クッション性も向上したため、長時間乗車でも比較的快適に過ごせます。

 では本題のE235系1000番台へ話を進めます。総武線快速と横須賀線で活躍する1000番台は、普通車でも台車に横揺れを軽減するヨーダンパが設置され、乗り心地が向上しています。客車内には防犯カメラが設置されました。普通車のトイレは全て、車いす対応の大型洋式トイレとなっています。

 また、自身の機器や地上側設備、架線、線路などの状態を監視するモニタリング技術も初めて搭載しました。これにより、異常の兆候を事前に察知し、早めの対策を取ることが可能となっています。そして異常時には、客室内のモニター全てで情報提供を行えます。さらにJR東日本の車両として初めて、停電時でも避難しやすい場所まで列車を動かせる非常走行用電源装置も備えました。

【2階席だけじゃない】平屋のグリーン車内を見る

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