最新の通勤電車どこが違う? 「電子レンジ」ことJR東日本E235系1000番台 山手線とも一線画す

近年、JR各社を中心とする鉄道会社は、通勤形車両の改良を進めています。ここ数年で登場した新型車両は、それまでは見られなかった設備も多くあります。今回は、JR東日本の最新型E235系1000番台の特徴を紹介します。

上野東京ラインなどへも普及する?

 普通車の座席は山手線と同じで、総武快速線と横須賀線の従来型E217系よりも1人当たりの座席幅が1cm増の46cmとなっています。E217系にあったボックスシートは廃止されましたが、総合的に見て快適性は増したと感じます。

 E235系列初のグリーン車も、E217系やE233系などと比べて改良されています。最大の特徴は、肘掛に備え付けられた全座席へのコンセントでしょう。無料公衆無線LANサービスも提供されています。車端部には、大型の液晶ディスプレイが設置され、これまでよりもきめ細かい情報を、より大きな文字で眺められるようになりました。

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E235系1000番台グリーン車2階席(安藤昌季撮影)。

 座席自体は従来の形式とそれほど変わりませんが、着座感に優れ、必要充分にリクライニングもします。ただJR東日本では、特急普通車で導入されている枕の設置がないのは残念です。とはいえ、普通列車で想定される長時間乗車でも充分に快適だと感じます。

 上野東京ラインや湘南新宿ラインのE231・E233系もいずれ、新型車両に置き換わると思いますが、E235系1000番台は乗客本位の改良がなされた車両であり、運用線区の拡大に期待したいと思います。

【了】

【2階席だけじゃない】平屋のグリーン車内を見る

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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