最新の通勤電車どこが違う? 「電子レンジ」ことJR東日本E235系1000番台 山手線とも一線画す

近年、JR各社を中心とする鉄道会社は、通勤形車両の改良を進めています。ここ数年で登場した新型車両は、それまでは見られなかった設備も多くあります。今回は、JR東日本の最新型E235系1000番台の特徴を紹介します。

紙広告は減らすはずだった?

 通勤形電車といえば、ロングシートの座席とつり革以外はほとんど設備もなく、殺風景な車両というイメージがありましたが、近年はサービス改善の動きが顕著です。フリーWi-Fiや空気清浄器が装備されたり、地下鉄直通車両でトイレが設置されたりもしています。

 そうした最新の通勤形電車はJRでも取り入れられています。今回はJR東日本で2020年に営業運転を開始した「E235系1000番台」を取り上げます。

Large 20230911 01
JR総武快速線と横須賀線で使われるE235系電車1000番台(安藤昌季撮影)。

 ベースとなったE235系は2015(平成27)年より量産試作車が製造された系列で、初めは山手線に投入されました。工業デザイナーの奥山清行氏が監修しています。その前頭部形状から、鉄道ファンより「電子レンジ」の愛称でも知られています。

 E235系最大の特徴は、広告枠の変化です。従来の紙媒体による中吊り広告を、デジタルサイネージで置き換えるため、側扉間の荷物棚の上に21.5インチのモニター3基を並べて配置し、映像で広告を流すようにしたのです。

 広告映像は、モニターごとでもモニターを連結させた形でも表示できるため、紙媒体の広告よりも自由度の高い広告掲載が可能となりました。紙媒体の減少により、すっきりした車内空間が実現するはずでしたが、広告会社からの要望で、中吊りなどの紙媒体広告は存続しています。

【2階席だけじゃない】平屋のグリーン車内を見る

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス