「新型に化け」JR山手線で旧型車両が現役!? よく見ると昔の痕跡も 見分け方は?

JR山手線で使われるE235系を号車ごとに見てみると、ほとんどの編成で10号車だけ外見が異なっていることに気づきます。なぜでしょうか。実はこの車両、前代の「E231系」の改造車両なのです。

10号車だけ形が違う?

 JR山手線では2020年から、新型車両であるE235系電車が50編成運用されています。前代のE231系電車500番台は、とうに全ての編成が引退しているのですが、実は車両単位で見ると、新型E235系に“化けて現役“です。どういうことでしょうか。

 E235系の車内に入ると、車両の妻面に形式と車両番号が書いてあります。たとえば「クハE234-1」といった具合です。ここで全50編成の1号車だけを見ていくと、順に「クハE234-1」から「クハE234-50」までの番号が振られているのが分かります。

 このほかの車両(号車)にも1から150までの番号が振られていますが、10号車だけ数字が極端に大きいことに気づきます。たとえば「クハE234-1」を1号車とする編成の場合、10号車の番号は「サハE235-4620」と、ほかの車両のハイフン以下が「1・2・3」なのに対し4桁の番号が振られています。

 実はこの車両こそ、前代のE231系です。正確には、E235系用に転用したもの。外見をよく見ると、10号車だけ車両形状が異なっているのが分かります。

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前代のE231系電車500番台からの転入車を組み込んだE235系電車。10号車(矢印部分)、ドア上の帯の太さが違うのが分かる(2022年3月、児山 計撮影)。

 隣の車両(号車)と比べると、元E231系である10号車の方が、窓が少し高いほか、屋根と車体の継ぎ目に雨どいが露出しています。さらに窓の下には、かつての帯をはがした跡が残っている場合もあります。

 インテリアも、床の案内塗装やデジタルサイネージ搭載などはほかの号車と同じでも、基本的にはE231系を踏襲しており、後付けされたデジタルサイネージが出っ張っている、袖仕切り(端の座席横の仕切り板)に透かしがないなど、車内の雰囲気も少々異なります。

【E231系時代の写真】新型E235系に“化ける”こととなった10号車

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コメント

6件のコメント

  1. 埼玉高速鉄道2000系も8両化するさいはメトロの7000系や8000系の中間車を利用したほうがいいだろう。

    • 編成を組み替えて、不足分は新車3000系を導入すればよい。

      山手線でE231系4600番台から転用した10号車は4600番台だが、2両しかない新規の10号車は500番台である。

  2. 7000系は古過ぎるし8000系の05系準拠の中間車を組み込むのも大改造が必要(走行システムも違うし、2000系は3M3Tなので電動車化も必要)。
    何より、埼玉高速に譲渡するなら、自社の9000系に編入するだろ。そっちの方が経年も近いし電動車化も不要(1〜4次車は4M2T)。

    • 返信先おかしくね?

  3. なるほど新化したわけだ

  4. 103系も“サハ101形”から改造編入された「サハ103-750」と、“クハ100形”、“クハ101形”から改造編入された「クハ103-2000」、「クハ103-2050」がありました。