「絶滅危惧種の記録はお早めに」2両しか残っていない車両とは 福岡市地下鉄が公式SNSに投稿
わずか2両の「モハ103」が残っている路線とは?
「2両」しか残っていないレア車両は?
福岡市地下鉄は2023年9月7日(木)、公式X(Twitter)で「絶滅危惧種の記録はお早めに」と呼びかけるメッセージを投稿しました。
この「絶滅危惧種」とは、1963(昭和38)年から約20年にわたって製造された103系電車のモーター付き普通車「モハ103」のこと。103系は単独の形式としては最多の約3400両も製造されましたが、現在は筑肥線(唐津線)と加古川線、播但線にわずかに残った車両が活躍しています。「モハ103」にいたっては、和田岬線の103系が引退したため、筑肥線の2両のみとなっています。
福岡市地下鉄は筑肥線と相互直通しており、かつては103系も地下鉄に乗り入れていました。現在は後継車両の増備により地下鉄区間からは撤退し、筑肥線・唐津線の筑前前原~西唐津間で走行しています。
JR九州は2023年8月8日(火)から、筑肥線などで使われる103系電車1本(3両編成)を、JNR(日本国有鉄道)マーク付きの国鉄色に復刻して運行しています。
※一部修正しました(9月9日18時40分)。
【了】
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