延伸区間の全6駅ついに完成! 新在接続の敦賀駅には工夫も 北陸新幹線
整備新幹線最大の点とは?
敦賀駅の完成をもって全6駅が竣工
鉄道・運輸機構(JRTT)は2023年9月25日(月)、北陸新幹線のうち来春に延伸開業する金沢~敦賀間の6駅について、その全駅舎が完成したと発表しました。最後まで工事していたのは敦賀駅(福井県敦賀市)で、着工は2021年9月でした。
敦賀駅は新幹線と在来線との接続駅となります。構造は上から新幹線ホーム(2面4線)、乗り換えコンコース、在来線の特急ホーム(2面4線)の3層に。また利便性向上のため、エスカレーター26基、エレベーター6基が設置されました。乗り換え改札も整備新幹線最大となる19通路が確保されたといいます。
駅デザインのコンセプトは、「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」。敦賀湾の波のきらめきを表現し、豊かな自然を感じられるようにしたといいます。特にコンコースの天井は北前船の帆を、プラットホームの床は船の甲板を、それぞれイメージ。ほかにも、ホーム安全柵には地域の景勝地の写真が挟み込まれています。
JRTTは「引き続き、設備(電気・機械)工事や総合監査・検査を進めてまいりますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします」としています。
【了】
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