石油王専用機!? 巨大人型ロボ「アーカックス」作った狙いがぶっ飛んでた 「ジェット機持っている人がターゲット」

乗ることのそのものに価値がある

 速さを追求するハイパーカーとは違い、「アーカックス」では、乗ることそのもの楽しみを追求し、複数のカメラを使用した臨場感あるモニターや、合計26か所の可動域などを活かし、ガレージで飾ったり走る以外の楽しみも提供したいとのことです。

「ドバイの富豪の人たちは、飛行機を買ってきて機体にレーザー照射機などをつけてレジャーで空中戦をやる人もいるという話を聞きます。そういう人たち向けに、例えば『アーカックス』にレーザー銃を持たせてエクストリームスポーツを展開できればいいなと思います」

 なお、JMS2023会場では一般開放日の期間中、1時間に1回程度、アームの稼働やビークルモード人型モードの動作デモが行われるそうです。

Large 231026 aca 02

拡大画像

メカの解説をする吉田龍央CEO(乗りものニュース編集部撮影)。

 ちなみに、同社のスタッフはロボット好きな人が揃っているようで、「アーカックス」と全長がほぼ同じな『装甲騎兵ボトムズ』や、「アーカックス」の特捜型モデルをデザインすることが決まっているメカデザイナー・河森正治さんが関わった「マクロス」シリーズや「アーマードコア」シリーズなどが好きだという話も出てきました。しかし、吉田さんはというと「ガンダムのなども好きではありますが、実は『アイアンマン』が一番好きです」と実はパワードスーツの方が好きと話していました。

【了】

【こいつ…動くぞ!】動作デモを行う「アーカックス」(写真)

テーマ特集「【特集】JAPAN MOBILITY SHOW 2023」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。