伝説の「ANAのジャンボ機」超絶リアルなねぶたに転生? 「そこまでやるか!」な精巧ぶり…制作風景も圧巻

ただ精巧だけじゃないポイントとは

 担当者によると、骨組みの作成は手作業で行われ、5か月を要したとのこと。「バタバタ作ると妥協するため、あえて急がずに作りました」(同高校の教師)といいます。

 また、その大きさも全長・全幅とともに2mを超える巨大なもの。「機体の大きさは、実用的に限界サイズを攻めた結果です。『ジャンボ』は大きい機体なので、パッと見たとき、ドカーンとしたインパクトのあるものにしたかったんです」と同氏はコメントしています。

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「マリンジャンボ」ねぶたの制作風景(乗りものニュース編集部撮影)。

 同校では2022年に、「オレンジのウミガメ」の特別塗装が胴体にあしらわれたANAの超大型旅客機「フライングホヌ」3号機のねぶたを制作。同校にとって「マリンジャンボ」はそれにつぐ2度目のANAコラボの制作企画です。先述の実機さながらに灯るライト類は、前回の「フライングホヌ」でできなかったポイントとして、再現度を高めるべく新たに盛り込んだポイントといいます。

「747は”空の女王”と呼ばれているなど、飛行機好きとしてはたまらない機体だと思いますし、私としても思い入れのある機体で、作りたいとは思っていました」と担当の教師は話します。

「マリンジャンボ」ねぶたは、取材時点では外装となる紙が貼られているところで、11月18日に実施予定の「六郷ねぶた祭り」で完成品を披露すべく、制作が進められている状況です。

【了】

【写真】再現度凄い…これが「ガチリアルなマリンジャンボねぶた」です

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